眠りSCANによる、見守り支援と個別ケアへの活用。

行き届いた見守り・タイムリーなケア

ベッド上の利用者様の状態をリアルタイムでモニタリングできます。「睡眠・覚醒・起きあがり・離床」と状態が変わったときや、呼吸数・心拍数が設定した条件になったときに、スタッフルームのPCや携帯端末に通知するように設定することも可能です。*
また夜間には、利用者様の眠りを妨げないように、目が覚めているタイミングでケアを提供できるように利用することも可能です。
居室で過ごす利用者様の「睡眠・覚醒・起きあがり・離床」が分かるので、利用者様の状態に合わせたケア・見守りが可能です。

■スタッフルームから利用者様全員を見守り

居室で過ごす利用者様の「睡眠・覚醒・起きあがり・離床」が分かるので、利用者様の状態に合わせたケア・見守りが可能です。
特にスタッフの少ない夜間に役立ちます。また、就床している利用者様の心拍数・呼吸数もわかります。*

■利用者様の生活や行動に合わせたケア

目が覚めているときにケアしたり、利用者様の状態に応じてケアの優先順位づけの判断に使うなど、適切なケアを提供することが、利用者様の安心・安全と満足度の向上につながります。

■スタッフの労務環境の改善

居室で過ごす利用者様の状態を見える化することで、スタッフは適切な対応がしやすく、精神的な負担の軽減にもつながります。

リアルタイムモニター機能

居室で過ごす利用者様の「睡眠・覚醒・起きあがり・離床」と就床しているときの「心拍数・呼吸数」をリアルタイムで一覧できます。*

  • 120名まで同時表示可能
  • PCなどの表示機器とLAN(通信環境)が必要です。

*眠りSCANは、体動を検出するためのセンサーであり、生命に関わる環境下での監視には使用できません。寝返りなどの大きな体動か多いなど、状況によって呼吸・心拍を検出できない場合があり、生命に関わる監視装置としての性能・機能は有していません。

個別ケア・ご家族やスタッフなどとの情報共有

一人ひとりの睡眠状況を把握することができるので、利用者様ごとに、日中・夜間に適したケアプランの検討に役立てられるほか、レポートとして関係者との情報共有が可能です。

■生活状況の見える化

睡眠状況・生活習慣を確認できます。また、測定データからレポートを自動作成することができます。

■関係者との情報共有

ご家族やケアマネジャーヘの報告、スタッフ間の情報共有に利用できます。 また、睡眠導入剤などの投薬効果の検証など、さらに多様な職種間での情報共有にも活用できます。

  • 測定結果に基づいて診断・治療をおこなう場合は、医師の指示に従ってくださいO症状の悪化につながるおそれがあります。

サービスの改善・体調変化の気づき

■サービス改善サイクル

睡眠日誌で利用者様の生活リズムを把握して、一人ひとりに合わせたサービスを提供できるようになります。さらにサービスを改善した結果も睡眠日誌で見ることができるので、「検討・提供・検証・改善」といったサービス改善のサイクルにつながります。

■体調変化の気づき

利用者様の呼吸数、心拍数の長期的変動を日誌として一覧できます。呼吸や心拍が遅い(少ない)場合は青系の色で、速い(多い)場合は赤系の色で画面に表示されます。普通に生活している場合には、青や赤で表示される部分は少なく、色の変化もあまりありません。一方、体調に変化があるときには、青や赤で表示される部分が増えたり、色の変化が増えてカラフルになったりします。
図は体調変化かあったときの呼吸日誌の画面例です。徐々に色の変化が増えカラフルになり、最終的に赤い部分が極端に増えているのがわかります。